【解説】 当時の米国艦載機では最大の戦闘機。F2Aの後継機として期待された機体であったが、艦上での失速挙動の危険性・前方視界の不十分などの問題から、艦上戦闘機の座は後発のF6Fに奪われてしまった。しかし、地上運用機として使用された当機は高性能を発揮し、南方方面では日本機を圧倒、日本軍飛行士に「最も手強い米軍戦闘機」と認識された。なお、戦後末期になって本来の用途であった艦上戦闘機として使用されている。R-2800-8エンジン搭載の初期生産型。