【解説】 当時の大戦における戦闘データを盛込んで作製された機体。艦上機としての問題が発生したF4Uに代わり急遽大量生産を行ったため、一時期は粗製乱造となってしまったが、異例なほどの速さで実戦投入を可能とし、アメリカ工業力の底力を見せつけた。F4Fから格段の能力向上に成功し、離着艦性能の安定化・前方視界の改良・サバイバリティの向上・稼働率の向上などにより、海軍パイロットには好評であった。最初の生産型。原型XF6F-3に準ずる。