【解説】 初めて英国設計から純日本設計に脱却した一等駆逐艦。敵主力艦追撃が行えるよう当時としては高出力の機関(諸外国より約10000hpも上回っていた)を搭載し、最大で39ktという高速力を発揮できるようになっている。なお、4番艦島風は試験時に最大40kt以上の高速力を出し、公式記録として残している。当艦は12隻建造され(準同型の野風型を入れると15隻)大戦中は船団護衛・哨戒・輸送任務などに使用され、内7隻が潜水艦などの攻撃を受けて戦没している。