【解説】 扶桑の改設計型。扶桑型の3、4番艦になる予定だったが、扶桑型の建造に時間がかかった上に様々な問題点が発見されたため、改設計が行われる事になった。実際、当艦の改良は意欲的で、主砲の改良、主砲や弾薬庫の位置を集中、防御力の向上、機関出力の向上が行われ、金剛型・扶桑型の持つイギリス戦艦風の造りから、後の大和などに通じる日本的な戦艦の造りに近づいている。大戦初期は目立った活躍はなく、ミッドウェーで正規空母を失った事から、2番艦日向共々航空戦艦へ改装される事になった。