【解説】
日本で最も有名な戦艦で、46cm3連装砲という強力な主砲塔を3基も装備している。今でこそ有名だが、当時の国民には秘匿兵器であったため知られておらず、長門・陸奥が日本の旗艦だと思っていたそうである(当時の人談)。大艦巨砲主義の権化ともいえる艦ではあるが、ただそれだけではなく、当時の日本の造船技術の粋を集められており、バルバスバウ、多数の水密区画、自動注水装置による緊急時の傾斜調整機能、重要区画の防御力集中など、多数の新技術、新構想が盛り込まれている。無論問題がなかった訳ではなく、弱点なども多い艦ではあった。