【解説】 八九式中戦車の後継機。採用時(1938年)には優秀な戦闘車両であったが、あくまで対人戦を想定され開発されたものであったため、対戦車戦が主体となった太平洋戦争では、M3軽戦車にすら太刀打ちできなかった。しかし、九七式中戦車は長期に渡り生産され続け、終戦まで第一線で使用され続けた。