攻略第十六回
今回の攻略は日中事変です。
日中事変は「北支侵攻作戦」と同じような、中国を主敵としたシナリオなので、シナリオ開始直前は中国以外からの攻撃はありません。
しかし、中国領以外の根拠地を攻撃すると、他の国からも攻撃を受けるようになります。
勝利の条件は、終戦までに93個の根拠地を占領していることですが、中国軍の根拠地を全て占領しても、条件の約半分の数までしか獲得できません。中国を攻略した後は他国を占領する必要があります。
しかし、このシナリオでは、作戦開始直後に太平洋上で日本軍が占領している島は日本近海の島しかありません。また、艦隊の配置も日本近海や中国沿岸沿いに配備されているので、アメリカとの戦闘になった場合、かなり不利な状況になります。序盤での中国以外の国との戦闘は、控えるようにしましょう。
日本軍根拠地「奉天」と隣接している中国軍根拠地「北京」には「奉天」の2倍以上の戦闘部隊が配備されています。このように中国軍根拠地の多くが日本軍根拠地より戦闘部隊の数を上回っています。
戦闘部隊が多く配備されている根拠地に対し、正面から戦闘部隊で攻撃を仕掛けると、多くの部隊を失うことになります。爆撃で中国軍の戦闘部隊の数を減らしつつ、国内根拠地に5のターンに配備される部隊を最前線「奉天」へむけ定期輸送するようにしましよう。
また、中国軍と戦闘をしている間、ソ連も日本軍との隣接根拠地にむけて大量に戦闘機や地上部隊を輸送してきます。ある一定のラインを超えると太刀打ちできない数になるので、ソ連との隣接根拠地にも少しづつ定期輸送するようにしましょう。
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開始直後の中国には戦闘部隊は多く配備されていますが、戦闘機の配備が少ないので、迎撃はあまり受けません。地上部隊の撃退を目的にするため、「一式陸攻」や「九七式重爆」などの爆撃機や攻撃機を中心に生産しましょう。
【一式陸上攻撃機11型】 |
【九七式重爆撃機】 |
中国軍は「北京」のように地上部隊が多い根拠地が多数あるので、正面から無理に進軍せずに、別の根拠地から攻撃を仕掛けるようにします。
一番最初に攻める根拠地は「上海」です。
「上海」にも戦闘部隊が20部隊ほどいますが、近海にいる高橋艦隊や近藤艦隊で艦砲射撃を行った上で上陸すれば、被害が少なくて済みます。
この上陸を行う時には艦隊にいる地上部隊を全て上陸させないと、上陸直後に中国軍の攻撃を受けてしまうので全て上陸させるようにしましょう。
その後は、上海を中心に輸送を行い、陸路で中国軍根拠地を占領して行きましょう。
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まとめ
中国軍根拠地の占領は「地上部隊の増強」「爆撃機の量産」「資源の国内輸送」「部隊の前線輸送」が出来れば、難しくはありません。この基本に「呉」で完成する戦艦「大和」を中心とした航空機動艦隊を編成すると、他国との戦闘になった際に役に立ちます。
次回、攻略第十七回は「ボックスフォーメーション」をご紹介します。