攻略第十一回

 太平洋の嵐では根拠地に対して地上部隊で攻撃を行うと、戦車と歩兵の迎撃部隊による迎撃を受けます。今回の攻略では開戦時に登場する各国の地上部隊を紹介します。

■戦車・歩兵編■

アメリカ

 アメリカ軍は日本軍が苦戦したM3スチュワート軽戦車が配備されています。


【M3スチュワ-ト軽戦車】

 M2軽戦車シリーズの最終型であるM2A4をベースに、大戦初期フランスでの英仏軍の戦訓を盛り込んで開発された軽戦車。各タイプに付けられているスチュアートI~Vの名称は英軍での呼称であるが、最初にスチュアートと名付けられたのは米国から最初に供与された軽戦車M2A4であった。M3軽戦車シリーズは、イギリスの他、ソ連、フランス、中国にも供与された。


【アメリカ軍の歩兵】
ソ連

 ソ連はノモンハン事件など米軍と戦う太平洋戦争が始まる前に日本軍と戦闘しています。


【T-26B軽戦車】

 ビッカーズMk.Eのライセンス生産であるT-26シリーズ。B-1型は1933年型とも呼ばれる。37mm砲(後期型は45mm砲)を装備した単砲塔型。ノモンハン事件など日本軍との戦闘で使用された軽戦車


【ソ連軍の歩兵】
イギリス

 イギリスにも欧州方面の各戦線で活躍した軽爆撃機ブレニムや艦上雷撃機ソードフィッシュが配備されています。


【軽戦車スチュワートI】

 アメリカ製M3スチュワートの供与品。太平洋戦争初期は日本軍を相手に善戦した。


【イギリス軍の歩兵】
オランダ

【ハリントン軽戦車 CTLS】

 アメリカからの供与品でオランダ領東インドに約25両が配備されていた。マーモン・ハリトン社製。


【オランダ軍の歩兵】
中国

【T-26B軽戦車】

 ビッカーズMk.Eのライセンス生産であるT-26シリーズ。B-1型は1933年型とも呼ばれる。37mm砲(後期型は45mm砲)を装備した単砲塔型。これは中国仕様。


【中国軍の歩兵】
日本

 最後は日本軍戦車の一部を紹介します。日本軍戦車の技術が主に中国戦線で培われているもので、ヨーロッパ方面でドイツが戦車と航空戦力を組み合わせた戦術で戦ったようではなく、あくまで歩兵支援が目的でした。そのため対戦車能力は十分とはいえず、欧州方面でドイツ軍戦車に対抗したアメリカとイギリスの戦車に敗北することが多かった。


【八九式中戦車】

 1931年の満州事変で初陣。1929年4月に完成した試作車の段階では、車重は9.8tで当初八九式軽戦車と呼ばれた。乙型は、甲型を1935年以降ディーゼルエンジンに換装し、操縦席位置を変更したタイプ。尾部に超壕橇を装備した車両もある。


【日本軍の歩兵】

まとめ

 今回は軽戦車の紹介が主になりましたが、ゲーム中も実際の太平洋戦争と同じく、年代によって登場する戦車も変化します。中には日本軍の主力戦車だった九七式中戦車チハ、欧州でも活躍したM4中戦車など有名な中戦車も登場します。

 開戦時のシナリオから進めていくと、ある時期から敵の地上戦力が入れ替わり、うかつに戦闘を行うと被害が大きくなることがあるので注意しましょう。特にアメリカの根拠地にはM4中戦車、ソ連の根拠地にはT-34など有名な戦車もいるので注意しましょう。

 今回で兵器に関する情報は終わります。
 次回からは各シナリオの攻略ポイントについて紹介していきます。
 まず最初は、攻略第一回で少し触れました「北支侵攻作戦」の攻略ポイントについて解説していきます。

 次回をお楽しみに!