両軍ともに猛打、機動力の前評判とは逆に投手戦で始まった2003年バーチャル日本シリーズ。
初回1アウト1、2塁以外にピンチらしいピンチもなかったホークス斉藤が、7回、赤星へ投じた甘めのストレート、そのわずか1球を悔やむ結果になりました。
先取点を取ったタイガースは、7回に四球を連発した井川から、ムーア、安藤、ウィリアムスへの万全のリレーで逃げ切り初戦をものにしています。
タイガース先勝で迎えた第2戦。
ホークスは初回から井口の盗塁など、持ち前の機動力を発揮してタイガースバッテリーをかき乱します。
なかでも、主砲松中、城島のタイムリーと本塁打が効果的にでて、タイガースは最終回に桧山の2ランで完封を逃れるのが精一杯。
ホークスは対戦成績を1勝1敗のタイとし、1999年以来続いていた、福岡ドームでの日本シリーズ連敗を5でストップしました。
ホークス和田、タイガース下柳、両左腕の先発で始まった第3戦。
両軍ともに好調左腕の息詰まる投手戦で、先に動いたのはホークス。
7回表1アウト1、2塁。 勝ち越しへの絶好のチャンスを向かえて、好投の和田に代わり代打は俊足の村松。
その村松が有り得ないはずのゲッツーを記録し、その裏ラッキーセブン。
この攻撃から、タイガースが試合の流れを引き寄せ一気果敢な猛攻撃!
ホークス救援陣を粉砕し、シリーズ2勝目を手にしました。
この試合を落とすと後が無いホークス。
初回、四番松中の犠飛で先取点をあげたホークスの先発ナイトは3回をノーヒットに抑える上々の立ち上がり。
ところが迎えた4回先頭打者金本に四球を出すと、片岡にタイムリー、アリアスには1号本塁打を浴びてしまいます。
続く5回にも、四球連発で乱調のナイト。 金本、桧山に連続タイムリーを浴びて万事休す。
タイガース先発福原は、甲子園無失点記録こそ初回に失いましたが、その後は危なげない投球で安藤、ウィリアムスにつなぎ、日本一に王手をかけました!
さあ、絶体絶命のホークス。
第5戦以降の巻き返しは、果たして成るのでしょうか?
※このシミュレーション結果は全て「戦略プロ野球2003DX~優勝記念特別版~」を使用したものです。