島津歳久

島津家の三女。聡明な人物で、その知略は島津家随一。姉弟の真ん中という目立たくなりそうな立ち位置にありながら、他の者では変わることのできない役割を果たしている島津の柱石。端的で無駄口をしゃべらない上に歯に衣着せぬ毒舌を吐くが、家族にも家臣たちにも信頼されている。

デザイナー:N島
CV:東かりん
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史実紹介

島津貴久の三男で、島津義久、島津義弘の弟。祖父の忠良から『始終の利害を察するの智計並びなく』という評価をされていて、稀代の『智将』といわれた。
 歳久の戦術能力の非凡さは、永禄11年(1568)の大口堂崎で菱刈勢と戦い、この時戦名人の2人の兄(義久・義弘)が絶体絶命の窮地にあったにもかかわらず、そこから形勢を挽回して自軍を勝利に導いた話などからもうかがい知れる。
 『犬追物』が好きで成績も優秀であり、弓も上手かったといわれている。